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伝えたいことが伝わるようになる3つのコツ。【成果が欲しい人向け】

この記事は約5分で読めます。

正しい伝え方を考えよう

伝えたのに伝わっていない。

教えたのに翌日には忘れられている。

伝え方が悪いのか?聞き手が悪いのか?

今回は『伝える側』が覚えておきたいコツをご紹介します。

現場リーダーをしていた頃に僕が実践して効果的だったものを

今回は厳選して3つだけ。

是非、『正しい伝え方』を一緒に考えてみましょう。 

伝わらない理由は?

まず、人に伝わらない理由は?

①共通言語の違い・・・普段使用する言葉が違う

②価値観の違い・・・同じ言葉を使っているようでも、指す意味が違う

(例)①共通言語の違い

わたし
わたし

向こうの棚にダスター(雑巾)があるから

それ使ってテーブル掃除お願い。

あ、はい、わかりました。

スタッフ
スタッフ

ダスターってなんだろう?

まぁ向こうの棚に行ってみれば分かるかな。

この場合のスタッフは、とりあえず棚まで行き、テーブルを掃除する道具を探してみます。

そこに雑巾ぞうきんがあると、多分これがダスターに違いないと思いその雑巾を使用します。

しかし、そこに雑巾ではなくアルコールスプレーがあったら

これがダスターかなと思い、テーブルをアルコール消毒するでしょう。

それを見たあなたは「指示したのに、あの子は理解してくれない」となります。

これが【共通言語の違い】です。

(例)②価値観の違い

わたし
わたし

この仕事、今日中にお願いしてもいい?

わたし
わたし

退勤する前には終わらせてほしいな。

スタッフ
スタッフ

はい、わかりました。

スタッフ
スタッフ

仕事が終わってから

自宅で済ませて明日提出しよう。

この場合、今日中に終わらせるという意味ではどちらも正しいと思います。

しかし、終わらせる時間の認識は大きく違います。

今日=何時まで?の価値観が違うためです。

これが【価値観の違い】です。

ではどうすれば相手に伝わるのでしょうか?

伝えるための3つのコツ

①【自分の常識を当たり前だと思わない】

同じ価値観の人間などいません。あなたの当たり前と相手の当たり前は必ず違います。

なので私たちは、自分自身の当たり前を疑う必要があります。

もしあなたの常識が失敗などを繰り返して出来た結果なのであれば

相手も失敗を繰り返して反省していかないと常識にはなりません。

伝えたいのであれば、出来てなかった自分を思い返して伝えてみましょう。

②【自分が伝えたい事を知る】

あなたが伝えたいことをシンプルな言葉で表現する。

伝えたい想いが先走ってたくさん喋ってしまい、

結局のところ何を言いたかったか分からない。

そんなことにならないように

『伝えたいことを整理してから』喋りだすことも大切です。

③【疑問があると決めつけて質問する】

 

『はい。いいえ。』を聞き出す「わかった?」はNGです。

人は聞かれると、とっさに「はい」と言ってしまうからです。


わたし
わたし

これやっておいて!

…わかった?

スタッフ
スタッフ

あ、はい。

わかりました。


この聞き方では理解してくれませんよね。

相手に理解させたいのであれば、質問の仕方を工夫します。

それが

『今の話の中に、理解しにくい所があったと思うんだど、どこが理解できなさそう?』

確認する時にこの質問を使用します。


わたし
わたし

いっぱいお願いしてごめんね!

ちなみにさ、今話したことの中に

難しいとか、理解しきれてないかもって

感じる部分があるとしたらなにがある?

スタッフ
スタッフ

理解出来てない部分かー。

そう言われると○○って話は

少し難しくて理解できてないかも。

スタッフ
スタッフ

それで言うと

先程仰ってた○○についてですが

もう少し具体的に教えてください!

わたし
わたし

なるほどね!

○○って言い方が難しかったかもね。

それじゃ●●って表現だとイメージしやすい?

はい!

それだと理解できるのでやってみます!


この聞き方は、相手にとって理解できない部分があるという前提で話を進めます。

なので相手の脳では【理解できなかった or 理解できた】ではなく

【理解出来ていない部分はどこかな】と探し出そうとします。

よってとっさに「理解できました!」と言わせるのではなく

「理解できない訳じゃないのですが強いて言うなら1点、疑問があります。」

「先程、仰ってた◯◯っていうのは●●とうい解釈で合っていますか?」

などのように、相手の理解度を深めることが出来ます。        

結論

現場リーダー、店長の皆さん。いつもお疲れさまです。

ぜひ今回の『正しい伝え方の3つのコツ』を実践して

今以上に素晴らしいチーム作りを目指しましょう。

この記事をここまで読んだあなたしか、挑戦できないことです。

僕自身もつらい時期がありましたが、この知識を利用して

乗り切ることができました。一緒に頑張りましょうね。      

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